2004年11月2日
ながらく後無沙汰しておりました。
9月が終わると同時に大阪松竹座NY凱旋公演を経て、今なんだかボわーんと風船の糸が切れて解放されているような時空間に身をおいています。いまさらながら9月歌舞伎座や10月大阪松竹座の事を語るのも遅くなりましたので、ただただ感謝御礼を申し上げます次第でございます。
さあ今月は兄の勘九郎名跡最後の舞踊公演にご一緒させていただきます。久しぶりの地にも伺えて楽しみにしております。 12月は歌舞伎座です。国生宗生も夜の部に出させて頂きます。
季節の変わり目どうぞお体お気をつけくださいませ。
台風や地震で大変な日々をお過ごしの皆様、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りしております。

2004年9月7日
ありがとうございます。
ただただ一生懸命の日々。子供達と一丸となって舞台を努めておる次第でございます。本当にまだまだお目まだるい事と思いますが、気を緩めることなく無事に千秋楽をむかえられますように頑張ります。大切なお時間を歌舞伎座まで足を運んで温かい拍手ご声援を頂きなによりの励みでございます。
この度の追善であります五世福助のおじい様と久子おばあ様が劇場のどこかで微笑み、時にはらはら見守って下さっているような気が致します。親子三代揃って舞台に立ち、又特に夜の部では、自分もつい昨日の事のように思い出される小学生の時に父と演じた重の井の子別れを父と国生が演じ、その横で腰元若菜の私が同じ舞台に立っております事は夢のような気も致します。
初日の口上では、こうしておじい様の70年祭に子である父と、孫、ひ孫の私親子が三男の初舞台をご披露させて頂けるということに加えて、久子おばあ様が母一人子一人で苦労されてきて今日に至った父の心中を忖度するに思わず胸がつまり、心底幸せ感じると共に改めて芸道に精進せねばと言う決意を心に誓いました。
まだまだこれからではございますが御贔屓頂けます様心よりお願い申し上げます。

2004年8月29日
今日子供らは自分たちの稽古を終えてからも三人とも私の高時に見入っていました。帰り道の話題も芝居の事ばかり。竹本さんに自分の間(ま)のお願いに行くなど思いもよらぬ息子の姿がありました。食事中もずっと芝居談義に花が咲き、お互い負けちゃいられないと思う勢いに満ちた三人。楽しいんだ嬉しいんだと口々に言う。明日も油断せぬよう、みんな其々に頑張れますように!

2004年8月28日
我家の今年の夏は涼しくなってきた東京の夏とは大ちがいでガンガンに益々熱くなってまいりました。
本日千秋楽を迎え、いよいよ明日から九月の揃ってのお稽古が始まります。
初舞台の宜生は稽古全般を黒紋付で参加します。やる気は満々の宜生も年は2歳です。しかし、先輩方はじめ大勢の大人に囲まれての張り詰めた稽古場での芝居はごっこではありません。正真正銘の大歌舞伎の稽古です。
三吉という大役に必死に連日稽古を重ねた国生は稽古場の怖さを経験済みですし、緊張の渦が小さな胸を襲っているのは確かです。しかしそれ以上に嬉しいと言い張る彼の目の輝きにハッとさせられます。
宗生は初の女の子に挑戦でこそこそと一人稽古に励み、夜遅い帰宅の私を待ち構え稽古をねだります。玄関でお帰りなさいの手紙を書きながらとうとう寝てしまったりと三人三様の八月でした。
さあ泣いても笑ってもあと四日で初日の幕が開きます。おじい様の追善公演に宜生のお祝いの引幕が広い歌舞伎座の舞台ににぎにぎしくひかれるなんて親として大変にありがたいです。子供達のやる気に負けぬように私もしっかりと勤めたいと思います。どうぞお目まだるい点多々あることかもしれませんがとにかく全力で頑張ります。ご後援賜りますよう宜しくお願い致します。

2004年8月16日
帰国してからはすぐに子供達も稽古が始まりました。私は歌舞伎座八月納涼歌舞伎の稽古に入り、子供達は8月22日に父中村芝翫主催の中村流舞踊会の雀成会(国立大劇場午前11時開演)が行われるためその稽古が始まり、雀成会では国生が供奴、宗生が鳶奴を踊るためその稽古もあり、荷を解く間もなく連日の稽古。さらに歌舞伎座九月大歌舞伎の稽古もあり、並行していくつもの稽古をこなしています。
しかし子供達は一つの文句も泣き言も言わずに真剣ながらも夢中で楽しそうに稽古に取り組んでいてその姿に教えられるものがあります。今月は初日以降は私の体が空かず、舞台の合間の夕方少しの時間と夜帰宅後深夜にかけての時間に子供達に稽古をつけてやっていますが子供達は夏休み返上して一日中芝居一色でそれを姉達にも協力してもらい家内も健康管理など必死で一丸となって励んでいます。とにかく精一杯努めますどうぞ宜しくお願い致します。
なるべく更新をと思いながら遅れてしまいいつも私のHPにいらして頂く皆様ご勘弁ください。スタッフ一同9月に向けても頑張っております。どうぞお出まし頂けます様心よりお待ち申し上げます。

2004年7月17日
初日の幕が開きました。NYでの公演、夢のようです。宗生共々貴重な経験に興奮の一日でした。
この日を迎えるにあたり、たくさんの方々の想いやお力があってのことと思うと又一段と感動です。最初の出とカーテンコールに登場するときに駆けてくる宗生の顔が一生忘れられないと思います。嬉しさと充実感に満ちて興奮している姿を見て、自分もそう見えてるのかなと思いました。
役者ってお客様に感動していただけることも幸せですが、自分自身がこんなに熱い想いとエナジーに満ち溢れることができて言葉にできない喜びを感じます。
芸道にもっともっと精進していきたいと思います。

2004年7月15日
あいにくの天候もだんだんと初日に向け持ち直してきました。ホテルと劇場の往復も晴れていると宗生といい散歩になります。
宗生は今日床屋でスポーツ刈りにしてすっきりしてきました。開演時間に体調をあわせているところ、宗生も時差もようやく落ち着きほっとしています。稽古も慣れてきたようです。
宗生の名が書かれたのぼりも小屋の前にたち国生が記念写真を撮っていました。またお兄ちゃんらしく心配してお守りにと楽屋にそっとぬいぐるみを持ってきて一生懸命応援している様子です。

2004年7月12日
ついにNY平成中村座と対面しました。本当にあの中村座がセントラルパークや摩天楼ひしめくこのNYの地にどかっと存在してました。いやあここにいるのが夢でなかろうかと。
明日から稽古です。どんな芝居になっていくのか。たくさんの方々の心が熱くひとつになって今まで以上のより一層すばらしい舞台になっていくことを願います。この公演に参加できる感動を胸に思いっきり勤めたいと思います。

2004年7月11日
7月7日七夕の空を飛び、10年ぶりにNY降り立ちました。そこから陸路ボストンへ向け団体行動。機械に強く僕の携帯の先生である(笑)亀蔵さんに色々設定などやってもらいどうにか日本との連絡も快適に。予定が急遽変更になり、別にくる家族の事も気になりながら初めてのボストンに到着。時差にもめげずに皆で地元レッドソックス戦を観戦し、公演の準備と稽古も順調。少しぐずついたお天気だが、あの出発頃の日本の猛暑を思うと少し涼しいって感じです。
7月10日その前日に着いた子供たちと今朝は軽くPublic Gardensでキャッチボールをしました。ホテルからは毎日散歩しがてら劇場入り。緑も多く気持ちよくリラックスしています。街を走る水陸両用バスのDUCK TOURがなかなか愉快そうで乗ってみたかったけれど満員で時間が合わず、子供たちが乗ってビデオを撮ってきてくれました。美術館や博物館などが目を引くけれど今回は行けそうにありません。次回を楽しみにです。
Majestic Theatreでの公演を無事に終えることができ、明日NYへ行きます。NYの平成中村座に早く会いたいなあ。

2004年7月7日
荷作りに追われるわが家です。僕は先に寝ましたが、起きたら家内は朝まで寝ないで荷作りしてました。はじめての長期海外公演で子供も一緒ですしドキドキものです。
7月25日にはNHKデジタル衛星ハイビジョンで生中継されますので(午前8時45分〜11時20分)、ご視聴可能な方はご覧いただければ幸いです。
メールかFAXでアメリカから日記がお届けできたらと思いますが、慣れない海外からのインターネット接続になりますのでどうなることか。
さてそれでは成田へ行ってきます!

2004年6月30日
気が付くと随分日記の更新もできておらず失礼しました。
御宿かわせみは御覧頂いてますか?
6月は国立劇場にて歌舞伎鑑賞教室で鳴神を演らせていただきました。客席は連日学生さんで埋め尽くされ、お客様からのパワーにドンと答えて思いっきり演じていました。たくさんのメールをHP経由で頂き、その反応が嬉しく読みふけっていました。ずっとこれから歌舞伎を愛してくださることを願いつつ。
23日には僕の大好きな中村善郎さんが見にいらして下さいました。いつも中村さんのCDに癒され和んでいる僕ですが、その日は中村さんが僕の舞台を楽しんでいただけようで、ご自身のHP内の日記に感想まで記していただきました。また、「ボッサ・ディズニー」というCDをプレゼントしていただき、車の中で楽しんで聞いています。
まだまだエピソードはたくさんあるのですが、ご無沙汰していましたので足早に近況を綴っておくことにします。
山梨公演を経て東京に戻っての月末は、三男宜生の初舞台を9月にさせてただくご挨拶のために父と宜生とともに永山会長にお目にかかりました。その後記者の皆様と懇親を深めるお席をもうけていただき、会見などをさせていただきました。なにぶんにもまだ2歳の宜生との紋付袴での行動はなかなか汗びっしょりではらはらでした。皆様からあたたかい応援のお声をかけていただき、親として言葉にならない嬉しさを感じました。「さあ、これから」という身の引き締まる思いがし、三男も舞台を踏むと言う緊張感一段と強くなってきました。
今日は宜生をスクールに迎えに行くと、会見の模様をTVでご覧になったお友達から声をかけられたらしく嬉恥ずかしの宜生でしたが、家ではお芝居ごっこが一段と熱くなり、兄弟で激しく役取り合戦を繰り広げておりました。宜生は人前に出ると照れて借りてきた猫のようですが、稽古を積みながら慣れてくれることを祈ります。 国生に元気がないので本人に聞いてみると、TVの放送内で国「生」の字が国「夫」となっていたことがショックだったとか。なかなかナイーブな一面に驚かされます。
宗生は意外に口下手なところがあり、上手く相手に真意が伝わらないこともありますが、素直ないい面が表現できればと思います。 三人三様に味のある三兄弟。この夏、ひとまわり大きくなってくれるよう見守りたいです。どうぞ宜しくお願いします。
まもなくアメリカ公演にむけ出発です。宗生とリンカーンセンターの中村座に立てることが楽しみです。国生は悔しいらしく、いつでも代われるようにと宗生の役を憶えるそうな。でも、「ラグビー部で体格のいい国生はちょっとおぶれないよな。」って声が・・・。

2004年5月6日
大変ご無沙汰しておりました。
御宿かわせみはTVの撮影なので時間が不規則で芝居の生活リズムと違って大変でした。第2章のシリーズも御堪能頂けておりますれば嬉しい限りです。
さて南座についてはもうお話したいこといっぱいですが文章下手な私・・うまく言い表せず、いつも同じような表現ですいません。でももううれしいっちゃありゃしないって。小屋中が喜びあふれる感じです。連日多くのお客様で、劇場にお問い合わせくださるお電話なども南座始まって以来の多数との事。舞台上も楽屋もありがたくてもう皆やる気満々です。大滝の仕掛けではコンピュータの不調もありましたが、大道具さんはじめ裏方さんの大いなる愛と力に支えられて何とか乗り切り、もうみんなの思いが一体となって爆発している感じです。
昼の芝翫型熊谷も関西の皆様にどう見ていただけるか不安もありましたが、昼の古典も夜の鯉つかみも一緒になって楽しんでくださり、体感温度熱い南座です。
ぜひお出ましください。

2004年2月15日
御宿かわせみの撮影はおかげさまで順調に進んでおります。ロケはなかなか寒い!ですが、昨年に引き続き同じ顔ぶれで熱く演じております。
5月以降の歌舞伎の話もどんどん決まってきて楽しみです。期待していてください。順順にお知らせしていけたらと思っております。
撮影は朝早くで夜も大変遅いのでゆっくり落ち着くまもなく又朝が来ての繰り返し。HPの更新もついつい手が回らず失礼しておりました。
撮影が4月まで続きます。また折をみて書きますのでお許しを!

2004年1月9日
久々の父兄との国立公演です。
父と演らせてもらっている戻橋は衣装ひとつにしても思い出があり、思い入れ多い作品です。 2月からドラマの撮影に入り、しばらくの間舞台から離れることになります。
是非まだまだ新春の寿ぎ気分で楽しみにお出かけくださいませ。舞台でお待ちしています。

2004年1月3日
新年あけましておめでとうございます。
今年も本日初日を迎え一年の幕があきました。
どうぞ今年もあいかわりませぬよう宜しくお願いいたします。
皆様のご多幸をお祈りいたします。

2003年12月30日
今年も本日の舞台稽古にて仕事納めとなりました。
皆様のご後援にどれほど支えられた事か。振り返りますとまだまだ未熟者で、いつもあたたかいご声援から厳しいお叱りまでいただき、今年も感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
月並みですが来年も芸道に精進致したいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。この場をおかりしてご挨拶させていただきます。
どうぞ皆様よいお年をお迎えください。

2003年11月29日
「素襖落」、とてもとても気の引き締まる思いで嬉しいです。夢みたいとほっぺたをつねる思いです。

2003年11月5日
北海道では普段お目にかかれない野生の鶴や白鳥、またかわいいキタキツネにも遭遇し、大自然の前で感動でした。
食べ物もさずが食の宝庫でおいしい!「めんめ」という魚は煮ても焼いても脂がのっていて美味でした。
しかし、連休があけて子供達が帰京してしまうと、だんだんと東京の我家に近づくのが嬉しいような。既にホームシックに陥ってるようじゃだめですね。メールで子供に檄を飛ばされそうです。

2003年10月29日
札幌に入りました。大雨で冷え込んでいます。
しかし、空気がキレイで、なんだかこの先思わぬ景色や人に出会い、有意義な巡業になりそうな予感に胸はずませています。
毎日公演場所が変わり、日々引越しをしているようで、体調を崩しやすいのですが、皆で同じ釜の飯を食うみたいなアットホームな感じで全員が元気で楽しく進めていけたらと思います。
どこか旅先でお目にかかれるやも知れませんね。

2003年10月21日
秋の京都は国内外からの大勢の観光客の方々でにぎわう良い季節です。朝早く起きて御所散策にでもと思いながら、ロケ以外で早朝に起きるには肌寒さも手伝ってなかなか・・(笑)。
今月も来月も地方公演です。普段見られないような日本の移り行く季節を移動中の車窓から眺められるのも楽しみのひとつです。

2003年9月24日
大川わたり、無事千秋楽を終えることができました。
短い期間とはいえ、心をひとつに様々なことに取り組み、僕もお弟子さんたちもみんな良い経験ができました。
アンケートやメールなど皆様からの貴重なお声は大切に読ませていただきました。
いつか再演を、また、スタッフ共演者との再会を待ち望んでいます。
久々の打上げも盛り上がりを見せ、おいしいお酒をいただけました。
さあ、しばらくは東京を離れ、芝居を待ちかねて下さっている地方の方々に久方ぶりにお目にかかります。皆様方に喜んで御覧いただけるようにとはりきっています。

2003年9月15日
「大川わたり」は「なよたけ」以来の歌舞伎以外の舞台。
初日にお目にかかった原作者の山本一力さんがとてもステキな方でした。
初日の共演者一同の感動を毎日更新するようチームワークもまとまって、一層銀次という役の深みに入っていくかんじの毎日です。
出勤途中ふっと間違えて歌舞伎座の方に足が向いてしまうことも・・。「あ、今月はこっちじゃない!」
どうぞ23日までなのでお早くお出ましを。

2003年9月7日
「大川わたり」の稽古中です。
歌舞伎以外の舞台はほんとに久しぶりでして、毎回色々な分野の方々と刺激的しあえて、ひとつの同じ目標に向かって積み重ねる稽古期間は特にいいですね。
山本一力さんの原作が面白くてそれを早速に舞台でやれるなんて幸せと同時に責任重大です。演出家の小林さんとは初めてです。
どんな舞台になりますやら、自分でも楽しみです。

2003年8月20日
連日歌舞伎座はおかげ様で大賑わい。お客様の熱気に負けぬよう全力投球です。
このところHPのヒット数がいつもの何倍にもなっていると聞き、またメールなどで励ましのお便りもいただき、本当に感謝です。
生の舞台はお客様の息づかいひとつひとつが役への息吹となって生きてきます。まじめクサっていいこぶってなんて思われるかもしれませんが、心底本当にお客様さまあってのものとありがたく思っています。
本日中日です。後半戦もはりきって勤めますので宜しくお願いします。

2003年8月3日
大阪の後つかの間の夏休みもあっと言う間に終わり、東京での稽古の始まりです。

2003年7月28日
無事千秋楽を終え帰京致しました。
先日より鼠小僧の稽古が始まっています。野田さんの本は面白くてもうわくわくしながら稽古しています。
もちろん義賢だって負けていません。絶対見にきてくださいよ皆様!

2003年7月6日
コクーンが終わり熱気そのままに夏の大阪に来ました。恒例の船乗り込みも参加し、阪神の強さと夏の強烈なパワーに後押しされて初日が開き、ますます熱く演じる今日この頃ですが、皆様お元気でしょうか?
HPご無沙汰していてすいませんでした。まだ更新しないんですか?とメールを頂いたり、ほんとにほんのちょこっとのひとり言のようなページを心待ちにしてくださり、お恥ずかしいけれど嬉しい限りです。
今月は高時と名月八幡祭をやらせて頂いています。月並みながらご意見ご感想もドシドシお寄せください。
明日(7月7日)は出演の合い間を縫ってワイドABCという生放送の番組(大阪朝日放送午後3時55分スタート)に宣伝の為出させて頂きます。うちは家内が関西なのでよく話を聞いていますし、たくさんの芸人さんにお目にかかれる機会が嬉しい大阪での仕事です。

2003年6月18日
今日は1回公演だったので、父のお弟子の芝のぶ君がオフィーリアに挑戦している「ハムレット」を拝見し、よく頑張っていた彼に大きな拍手を送ってきました。そこここの劇場で色んな芝居がなされていますが、それぞれの劇場には芝居に息づく香りや心があって、観る人の心を動かし、僕は活性化されるというか新鮮になれます。
コクーンはいよいよ残り少なくなりました。並んで立見席で御覧になる方もいらして、毎度コクーンで味わう一体感はみんなで作り上げてきた何よりのご褒美です。お待ちしています。

2003年6月3日
コクーンに夏祭が帰ってきました!ささやかな事から新鮮な事、やっとアイデアが実現した喜びがあり、ただいまって感じもあり、芝居の面白さに加え、驚いたりおもしろがったりしてもらえる事いっぱいのコクーン歌舞伎。きっときっと観に来てください。とりあえず初日の一言、興奮のまま。

2003年5月8日
今日はシアターコクーンで上映中の野田さんの「オイル」を拝見してきました。なかなか自分が公演中は他の芝居が見れずミタイミタイと思う気持ちがつのるばかり。いざ拝見したら、感動に浸りながらもうずうずじわじわと芝居熱が発せられ、帰り道はもう自分の芝居のことで盛り上がっていたりすることもしばしば。もうすぐ6月のコクーン公演の稽古も始まります。僕達の夏はもうやってきた、そんな熱さが伝わっていただける舞台になれば。

2003年5月7日
このGWはお休みを頂き、家内がマンマミーアを観に出かけ、僕は息子三人とドームに野球を観戦に出かけました。また、あるビール園で工場を見学して、できたてのビールとジンギスカン料理を頂きました。ビールのおいしい季節です。久しぶりにのんびりした休日でした。河川敷で夕暮れまで子供たちと野球をしたり、自転車でツーリングをしたり、犬の散歩に行ってみたり、試写室でゆっくりと映画鑑賞してみたり、盛りたくさんで楽しくてお天気も良くて気持ちの良い休日でした。息子達が成長するに連れてにぎやかでどんどん楽しみが増えていくよう(苦労もですが・・。)です。

2003年5月1日
無事千秋楽を終え名古屋からの帰りはマイカーでゆっくりとドライブをしながら帰宅しました。途中、長野界隈のまだ雪の残ったアルプスの山々を見ながら劇場の空間では味わえないおいしい空気と自然を感じることができてリフレッシュとなりました。5月はコクーンの稽古中心で、力をつけてきた息子達との真剣なキャッチボールで充電します。朝早起きして子供らと見る海の向こうのメジャーリーグで活躍する日本人選手の姿はものすごく楽しみであり一日のパワーへとつながります。

2003年4月13日
名古屋の公演も半分が過ぎました。「歌舞伎モバイル」(携帯電話専用コンテンツサービス)がスタートしたとか。中学生の女の子から詳しく教えてもらいました。歌舞伎を身近に感じてもらえて嬉しい限りです。
東山動物園ではオラウータンの赤ちゃんが生まれたそうで会いたいなあ。癒されるというか。以前シンガポールでオラウータンと記念写真撮ったんですよ。人間みたいな味のある子なんですよ。
今僕は御園座では生きのいい鯉と格闘してます。

2003年4月8日
桜満開の中御園座初日を迎え、お花見はできませんが宿のそばの公園を眺めながらのほんのつかの間花見気分で、春の嵐、桜舞う中毎日劇場入りしています。春休みで来ていた子供達から色んな名古屋の観光ガイド(家内がドライブで、母たちとともに色々行ったらしいです。徳川美術館ではちょうどお雛様が色々飾られていたそうで図録を買ってきてくれました。国生は日記に徳川の葵のご紋と自分の祗園守りを描いて比べていたり中々面白かったそうです。僕も一度ゆっくり行きたいです。歴史大好き!)を仕入れまた、子供の純粋な芝居への質問やら希望やらが飛び出し、なかなか興味深いものがあります。
さて、4日は御宿かわせみ第一回を御覧いただけましたでしょうか?もしも見逃してしまったと言う方、2回目からでも大丈夫!是非見てください。

2003年3月29日
名古屋に入りました。いつも名古屋の御園座さんは、若手が挑戦という噂をいち早く聞きつけてはその芝居をご覧になり、ぜひこっちでやってくださいと一番に声をかけてくださいます。芝居に厚い手を差し伸べてくださる嬉しい名古屋です。また御園座には僕達と同世代のリーダーがいらっしゃるので親近感もあり、今回も楽しみです。
近郊の方、また新幹線もありますので少しご遠方の方もぜひとも足を運んでくだされば嬉しいです。

2003年3月28日
今日我家にはじめてゲームボーイアドバンスSTとやらがやってきた。やっとの事で運よく手に入れたのだけれど、この手のゲームはテンでわからず子供に聞かれて四苦八苦。そんな中、昔のNHK連想ゲームの僕が出た再放送が4/13にあると事務所から連絡があり、懐かしのVTRを入手し、みんなで見てみた。なかなか面白いゲームだ。どちらかと言うとこっちの方があうか・・。でもゲームボーイもヒーリーズも挑戦してみるか。チャレンジ精神旺盛の子供達はいつも目が輝いている。あの目は忘れたくないな。

2003年3月19日
子供達とお台場の公園で思い切り走り回った。風をきって!いつもは劇場の中でモグラ生活なので、この感じなんだか懐かしいし気持ちいい。台本覚えの合い間気晴らしに息子達とキャッチボール。でも数分後、花粉症の私は目もかゆいわくしゃみはでるわ・・。

2003年2月27日
明日からまた「御宿かわせみ」の撮影再開です。花粉が舞う中でのロケは恐怖です!(笑)(去年よりはまだましなんですけど)。放送はいよいよ4月4日から始まる事に。

2003年2月26日
千秋楽でした。ありがとうございます。うん・・なんだかさみしいなあ。明日も熊谷やりたいなあ・・・・。ぽつりひとり言でした。ぐっすりこれから寝ます!

2003年2月11日
昨日の日経新聞に演劇評論家の上村以和於さんが、よみがえった「熊谷陣屋」と題し、劇本来の姿をよみがえさせることに成功、讃えたい、と励まされる記事を書いてくださった。この度の芝翫型への思いは一言ではいえない。近年ではおなじみではない。が、いずれやらせて頂ける事を祈り続け、そして運命がこの時の呼鈴を打ち鳴らしてくれたような気がして、身も心も体当たりで迎える毎日。役者としての幸せを感謝する。ぜひ御覧頂きたい。強く切望致します。
余談ですが今日は我が神谷町の両親の結婚記念日。47年も連れ添ってきた二人にとって道のりはどうだったかゆっくり聞きたい。でもなかなか面と向かってはね。

2003年1月12日
駒の会(私を支え続けて下さっている皆様の後援会)新年会にたくさんの会員の方が集って下さいました。久々に皆様とふれ合うことのできる楽しい時間を過ごすことができ、大きなパワーを頂きました。ありがとうございました。
恒例の抽選会では、最高賞「香港ペアでご招待」は京都からはるばるいらした親子さんに当たり、「のぞみ代も元取れました!」なんて笑顔で言って頂きました。押隈をかけた新企画のクイズ大会の問題作りなど朝方まで準備におわれた番頭の古川君も、前回司会を務めて評判が良かったので再登板の橋弥君も、皆さんが喜んで帰って下さった様子を見てほっと胸をなでおろしておりました。
まだまだ若いチーム橋之助ですが、皆さんに応援して頂き、駒の会も1989年に発足して14年になります。この間ずっと見守り続けて下さっている方、新しくお仲間入りしてくださった方、また、ご結婚されたり、お子さんやお孫さんが誕生なさった方など駒の会ファミリーもどんどんにぎやかになってまいりましたことをとても嬉しく思います。今日もお子さんがたくさん見えて、国生や宗生と遊んだりして下さって和気あいあいの雰囲気でした。このご縁がずっと親子代々続いていってくれたらと、感慨深い思いもしました。

2003年1月10日
子供たちが毎日秘密の部屋ごっこをして、大人に内緒にしたエリアを作って楽しんでいる。「○○のひみつ」というシリーズの図書を買ってプレゼントしてやった。この正月は我が家でも宜生が高熱で体調を崩し、家に閉じこもっていた三人はあれこれ家の中での遊びにいそしんでいたようだ。
"じいじ"がきて、将棋やろうといううことになったのだが、銀座のデパート3軒回って、やっと最後のところで駒のみあったんだが盤は置いてない。なんなんだ!だんだん昔の遊びに触れるチャンスが少なくなるなあ。淋しい。

2003年1月9日
「御宿かわせみ」のスタジオはNHK内ではないので、様々なドラマの撮影が行われていてなかなかにぎやかだ。例えば隣では「高校教師」を撮影していてたくさんの女学生風の人たちがいるのに対し、こっちは時代劇の扮装だったり。撮影所は夢工場のようだ。

2003年1月7日
今週から仕事始めの方も多いのでは。ドラマの撮影と歌舞伎座と両方の毎日。風邪が流行ってますね。皆様気をつけて下さい。さあ七草粥でも食べて元気よく行くぞ!

2003年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
皆が集まりささやかながらも賑々しく暖かく、橋之助家の新年の幕開けです。
みんなで力を合わせて芸道に精進して参る所存でございます。
今年も宜しくお願い致します。

2002年12月30日
今年も無事に舞台稽古を終え芝居納めを迎えました。これもひとえに皆様の応援があってのこと。ありがとうございます。
年々一年が早く過ぎていくようにも感じられます。充実した月を重ね、新年に向けてのジャンプの助走となる年の締めくくりを迎えることができて感謝しています。今日は年の市でも行って年の瀬を感じながらお正月の準備でもと考えています。
どうぞ皆様も良いお年をお迎えください。新年も宜しくお願い致します。
また、このホームページもリニューアルに向けスタッフが頑張ってくれています。新年早々模様替えして気分一新し、またひき続きご愛読の程宜しくお願い致します。

2002年12月18日
久々にテレビの時代劇に挑戦です(トップページをご参照下さい)。懐かしの「毛利元就」のスタッフもかけつけてくれた暖かいムードとは裏腹にロケの寒い事!この秋にウエイトコントロールに成功し、念願の体重増を果たせたのですが、昨日は強風で骨身にしみる寒さでした。ON AIR はまだ先ですが忘れず見てください

2002年12月4日
今年最後の舞台、中村座の興奮さめやらズ。千秋楽の昼夜それぞれにお客様とひとつになれたようなあの感激。まだまだ自分は芸に精進し、もっともっとと謙虚に前向きに突き進みたいと思います。本年もあたたかいご支援賜り誠にありがとうございました。
昨晩わが橋之助チームそろって一足早い忘年会となりました。今年は橋幸さん、はしのさんという新メンバーも加わり、兄貴分の橋弥さん、橋吾さんも成長してくれ、嬉しい限りです。父のお弟子さんの翫之助さんが体調を崩したり、またとても残念な事に芝寿弥さんが他界されたりと言う悲しみもありました。いつも思う事はお弟子さんはかけがえのない人々だということです、常に我々を支えてくれる彼らを大切に思っています。
チーム橋之助、まだまだ世帯は小さいですがこれからもみんなでがんばっていきます。どうぞ、御贔屓に。

2002年11月14日
21日中村座にて若手の勉強の場を求む声が実現します(試演会)。近年の皆の意欲や努力が実現への掛け橋となりました。ささやかなわが橋之助成駒屋チームのみんなも頑張っています。是非温かな目で応援してやってください。
今日は夜の部がない日。簡保の次回のスチール撮りに臨みます。
      寒さと乾燥に悩む中村座の楽屋より

2002年11月7日
大阪は今秋一番の冷えをマークしたというのに、中村座は熱い!
ふと、懐かしいあの場所に行ってみた。そう、中座の跡地。先日の被災で、今は跡形もなくなってしまっている。まるで宇宙にもっていかれたのかなあって思うくらい。
ぼんやりと立ちすくんでじっとしてた。周りはがやがやにぎやか。ぽつり僕だけ何も耳には入ってこない。頭に中を駈け巡る思い出。大阪の皆さんの歌舞伎を愛してくださる心に支えられてこの中座で始まり、幾つも夢が実り華を咲かせてもらえた気がする。中座という芝居小屋から叫びが聞こえてくる。忘れないよ。ありがとう。

2002年10月20日
秋の長雨、せっかくの週末がつぶれたり残念がっていらっしゃる方も多いのでは?先月は息子の運動会が雨で順延したり、今日はお友達と河原で芋煮会をやるのでとお誘いを受け、家族で楽しみにしていましたがあいにくの雨。
中村座の稽古も始まりわくわくしてきました。中村座のテントを持って世界各地を公演したいなんて、兄貴たちと話していましたがいつかそうなると良いですね。今世界は情報がリアルタイムで映像ではいるため身近になりましたが、歌舞伎を身近に感じて頂ける機会が増えると良いですね。実際にお客様を前に生の芝居を見ていただけるのは芝居の醍醐味。
一昨日父が旅行を終え、中国から帰国し話を聞くうち一度ぜひ行ってみたいと思いました。
久々に雨のおかげでゆっくり家で過ごし日記ができました。このところ、なかなか更新できずお待たせしてすいませんでした。
近日中に少し模様替えや、リニュー アルの計画もあるようですし、僕の日記もがんばって更新します。

2002年8月20日
7月の夏休み、自分自身のメンテナンスをしたり、1年ぶりに毛利衛さんにお目にかかったりしました。毛利さんからは、たくさんの刺激的なお話を伺え、毛利さんのエクアドル訪問記であるご著書(「エク!赤道におりた宇宙飛行士」講談社)も拝読しました。
少し歌舞伎と離れた空気を吸うこともでき、元気に8月の納涼歌舞伎に出陣しています。
芝居の準備などに入ると時間もなく更新もままならず遅くなりました。
まだお出かけでない方はどうぞ歌舞伎座にお出まし下さい。

2002年6月30日
俊寛を観にきてくださった方々から、公演が終わった今でもメールやらお手紙を頂きます。学生さんの感想文も届けてくださったりで嬉しい。
用あって母校にいくと、ちょうど俊寛を観に来てくれた後輩たちからも親しみを持って話し掛けてられる。先生方とも「ここにいた幸二が大きくなったわね」等と暫しいろんなお話もでき、懐かしの母校で自分史を振り返ってみたり。
さあ、来月は久々の充電をします。パワーアップして八月歌舞伎役者橋之助が戻ってきます。さあ、とくと御覧あれ。お楽しみに。

2002年6月24日
東京での俊寛は今日が千秋楽。幕が下りても鳴り止まぬ拍手にカーテンコールをさせて頂けた。国立の鑑賞教室では異例の初めての事に皆戸惑いと嬉しさで胸は高鳴ったまま挨拶。ありがとうございました。学生の皆さん、歌舞伎を愛して下さい。熱く頑張りますこれからも。

2002年4月24日
大変にご無沙汰しておりました。
今年もあっという間に3分の1が過ぎようとしています。
近況報告ですが、先月は「道元の月」という新作に挑戦させていただき、また、今月はたくさんの諸先輩方とご一緒させていただき、教えられる事が多く、マイペースながら充実した日々です。
親父さんが携帯電話をテレビ電話機能付のフォーマに変えたのですが、相手がいないと画像を受けることができないので、思い切って僕もフォーマにしたのですが、なかなかおもしろいです。幾つになっても好奇心旺盛に挑戦し続ける父と今月は同じ楽屋で、芝居のみならずいろんな事をつぶやきあっている今日この頃です。
5月の南座もですが、6月の俊寛も楽しみにしていて下さい。
追伸。ワールドカップの鶴を折ってます!

2002年1月11日
今年は、初春歌舞伎に父、子供たちとさくら川の舞台に立てて嬉しいです。
また、皆様のおかげで、子供たちに、一生ほとんどの時間付き合ってくれる、全てを正直に写し出す、役者の宝といっても過言じゃない鏡台が完成しました。私のと、三つ楽屋狭しと並んでおります。段々と成長していく息子たちのパートナーとなってくれるでしょう。緊張や怖さも知り、また、喜びも得て、初舞台とはまたひとつもふたつも上へと難題に立ち向かう修行の日々です。私も同じく月日重ねる度、精進していく所存でございます。今年も宜しくお願い致します。

 

過去の日記

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